【第24話】 大晦日。リズとの激しい決闘の中で、友だちを食べたリズのことを「あり得たかもしれない自分の姿」として見るレゴシ。そして絶体絶命になった瞬間、来るはずのないルイが現れる。ルイの命令のような懇願により、レゴシはルイの呪縛を解くため、そして戦いに勝つために、敬愛するルイの足を自分の血肉にする。強い信頼関係のうえに成り立つ同意の食肉を目の当たりにしたリズは、テムとの間にあると信じた偽りの絆を振り返り、ついにレゴシへの敗北を認めるのだった。