【第12話】 レゴシがハルを抱こうとすると、突然、口の中にハルの腕が押し込まれる。ハル自身も驚いているその行動は、オオカミに食べられようとするウサギの本能だった。「愛し合うのは間違いだ」と遺伝子が叱責しているのだと感じ、何もせずに二匹は朝を迎える。 しかし、隕石祭の賑やかな会場で、ハルは自分にとってレゴシがどれだけ大きな存在になってしまったか気付く。 そしてレゴシは宣言通り、ハルに想いを告げようとするが…