STORY

【第8話】

隕石祭の会場からの帰り道、ハルと揉めたレゴシは危険なオオカミとして駅員に追われ、駅の中を逃げまわるハメに。しかし二匹で走り回ったおかげでハルとの距離が少し縮まる。あの日ハルを襲ったのは自分だと打ち明けるべきか迷うレゴシだが、今の関係を大事にしたいがために、再び胸にしまってしまう。 ところが数日後。隕石祭の会場で停電が発生し、暗闇のなかでレゴシに抱きついたハルが口にしたのは、ルイの名前だった。

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